「美肌を作るならサプリメントを摂ろう」
ってよく耳にしますが、はたしてサプリメントは本当に効果があるのでしょうか??💧
サプリメントはあくまで「食品」です。
医薬品のように、厚生労働省から効果や効能が認められているわけではありませんし、そのような表示もできません。
#サプリメント はあくまで食品。
ちゃんとした証拠・根拠のある「 #医薬品 」を摂るほうが効率いいんじゃないですかね。
なにより安全性が高いのが魅力だとおもいます😊
— 肌荒れのない美肌をつくる@ソウ (@souiam01) 2018年1月12日
なので、サプリメントよりもしっかりとした根拠・証拠がある医薬品のほうが実は効果を期待しやすいんです。
そこでこの記事では、サプリメントではなく医薬品を選ぶべき理由について解説していきたいと思います💡
サプリメントよりも医薬品を選ぶべき理由
サプリメントと医薬品の違いは?
サプリメントと医薬品の特徴をそれぞれ見ていきましょう!
まずは、サプリメントからです。
つまり、サプリメントとは「食事で不足した栄養分を補うもの」です。
厚生労働省は、口から取りいれる医薬品以外のものはすべて食品だと公表しています。
私たちが口から摂取するもののうち、医薬品(医薬部外品を含めて)以外のものは全て食品に該当し、食品に対して医薬品のような身体の構造や機能に影響する表示をすることは、原則として認められていません。
出典:厚生労働省
つまり、サプリメントも効果や効能を表示できないため”食品”ということになりますね💡
サプリメントの種類はたくさんあって、この中でも(特定保健用食品・栄養機能食品・特別用途食品)は限られた範囲で栄養や健康機能の表示が認められています。
栄養補助食品、健康補助食品、機能性食品、保健機能食品、特定保健用食品、栄養機能食品、特別用途食品など
とはいえ、医薬品のように疾病の治療や予防などの表記は認められていないので、いずれにしてもサプリメントは医薬品に比べるとその効能が弱いのは確かです。
- 食品に分類される
- 効果や効能の表示ができない
- 治療や予防の効果はなく、あくまで栄養の補給や補助
- 副作用がある
またサプリメントには副作用がないと思われているようですが、国民生活センターによると肝機能障害の発症が近年増加傾向にあるようです。
参照記事:健康食品の摂取により薬物性肝障害を発症することがあります(国民生活センター)
このように、サプリメントだから安心ってことでもなさそうですね⚡
さて、お次は医薬品について見ていきましょう!
医薬品とは、疾病の治療や予防ができる薬品のことです。
医薬品は大きく分けて2つあります。
- 医療用医薬品…医師の診断の上、その処方せんに基づき薬剤師が調剤した薬(効果:高 副作用:高)
- 一般用医薬品…ドラッグストアや薬局などで処方せんなしに誰でも買える薬(効果:中 副作用:中)
一般用医薬品を副作用が高い順に並べると、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品の順になります。
では医薬品のおもな特徴を見ていきましょう。
- 効果や効能の表示が認められている
- 疾病の治療や予防が目的
- 安全性・信頼性がある
サプリメントの効果は不確かであいまいなのに対して、医薬品にはきちんとした証拠・根拠があるので、サプリメントに比べるとはるかに信頼でき安全性も高いです。
それでは、サプリメントと医薬品それぞれの特徴を押さえたところで、医薬品を選ぶべき3つの理由について深く掘り下げて解説していきますね💡
医薬品は安全性が高い
医薬品は疾病の治療や予防を目的としており、その有効性や安全性、副作用などについてしっかりと試験が行われています。
新薬(先発医薬品)は、このような流れで長い年月と膨大な費用をかけて誕生するんですよ。
新薬開発の流れ
現在我が国では、一年間におよそ40~50種類の新しいくすり(新医薬品)が誕生しています。
新薬の開発は候補物質の探索(基礎研究)にはじまり、さまざまな研究や試験を行っていきますが、約10年以上もの長い開発期間と200~300億円もの費用がかかるといわれています。
出典:日本SMO協会
たくさんの年月と費用をかけて研究や試験を何度も繰りかえし、やっと新薬(先発医薬品)が誕生するんですね。
新薬(先発医薬品)の開発はここまで入念に時間をかけて行われるので、医薬品の安全性は高いといえるでしょう✨
医薬品は有効性がある
医薬品にはこのような定義があります。
国内で医薬品として譲渡を含め流通させるには、厚生労働大臣による製造販売承認が必要である。
承認のないもので医薬品、医薬部外品、化粧品もしくは医療機器に該当しないものは「効能」「効果」をうたうことはできない。
出典:Wikipedia
医薬品と名乗るのであれば、その効果や効能の証拠や根拠、いわゆるエビデンスが必要です。
先ほどの新薬開発の流れにも書いてあるとおり、研究や試験で有効性や副作用が確認された後に、ようやく医薬品として製造・販売ができるようになります。
その厳しいチェックがあるからこそ、医薬品は自信を持って効果や効能があると有効性を謳うことができるんですね。
医薬品は品質がいい
医薬品の製造は、サプリメントと比べものにならないくらい品質管理が厳しいことで有名です。
たとえば人為的なミスをなくすために、工場の機械設備の配置などについて基準を設けていたり、医薬品の品目ごとに”品質標準書”という医薬品の品質を保証するための文書がつくられています。
また医薬品の出荷から配送にあたっては、それぞれの段階で気温や湿度、光の影響をうけて品質が損なわれないようにするため、自主規制も設けられているようです。
このように医薬品は、あらゆる段階においてきびしい規制や基準をクリアして私たちの手元に届いているので、品質を心配することなく安心して摂取できます✨
選ぶならジェネリック医薬品
新薬の開発にこれだけの費用と期間がかかっていたら、「いったい医薬品の値段っておいくら?」と気になりますよね??
たしかに新薬(先発医薬品)を購入するとなると、そこそこいいお値段になってしまいサプリメントと比べるとかなりの価格差が生じてしまいます。
なので、そういった時はジェネリック医薬品を選んでみてはいかがでしょうか??
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、
新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使っており品質、効き目、安全性が同等なおくすりです。
厳しい試験に合格し、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準、法律に基づいて製造・販売しています。
さらに製品によっては、服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良したジェネリック医薬品もあります。
新薬に比べ開発費が少ないために、新薬より低価格なおくすりです。
出典:日本ジェネリック製薬協会
有効成分も安全性も同じなら、ジェネリック医薬品を選ばない手はありませんよね??☺
もちろん、ぼくもジェネリック医薬品を常用していますよ。
ジェネリック医薬品をつくっている製薬会社は現在300社以上もあるようなので、探している医薬品があれば色んな製薬会社を比較してみるのもいいかもしれませんね💡
ただ新薬の場合は、特許を出願して最大25年間はおなじ成分のジェネリック医薬品をつくることができないので、開発されたばかりの新薬はジェネリック医薬品として販売されていません。
とはいえ、美容にいいビタミン類であれば、ジェネリック医薬品が色んな製薬会社から出ているのでチェックしてみてください☺
ちなみにぼくは、皇漢堂製薬さんのネオビタC錠(ビタミンC)と、
同じく皇漢堂製薬さんのビタミンBBプラス(ビタミンB2・B6)を飲んでいます。
こちらは美容化学者のかずのすけ先生のブログでも紹介されていて、ご本人も同じものを飲まれています。
この2つは、先発医薬品のビタミン剤より添加物の配合量が少ないので、必要なビタミン類だけ効率よく摂取することができるのでほんとにオススメです☺
ついでに、この2つを継続して摂り続けたとして、かかる費用も計算しておきましょう。
ネオビタC錠(300錠入)は1日6錠なので50日間、ビタミンBBプラス(250錠入)は1日2錠なので125日間(約4か月)もつので、かかる費用は年間で約12,000円、月々約1,000円です。(※現時点の最安値で計算しています)
月々約1,000円で美容に必要なビタミンを摂れるのは、とてもお得だと思うので気になった方はぜひ試してみてくださいね☺
以上、美肌研究家のぼくがサプリメントより医薬品を選ぶべき理由について解説しました。
まとめ:美肌を作るならサプリメントよりも医薬品を選ぼう
医薬品はサプリメントに比べて、
- 安全性
- 有効性
- 品質
の面において、とても優れていると言えるでしょう。
このようにサプリメントと医薬品を比較すると、サプリメントはほとんど効果がないように思えますが、決してそんなことはありません。
飲まないより、飲んだほうがいいです。ただし効果や効能の根拠がないので、過度な期待はできないってことですね!
ぼくは圧倒的に医薬品を信頼しているので、これから先もサプリメントに手を出すことはありません。
もちろん、医薬品だけに頼るのではなく日頃の食生活でも栄養バランスを考え、健康のため美容のためにきちんと計画的に摂取していきたいと思います☺
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!✨
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