フケ=不潔は大間違い!本当のフケの原因と改善方法。

フケ=不潔は大間違い!








こんにちは、美肌研究家のソウ(@souiam01)です。

 

  • 頭をかいたらパラパラとフケが…。
  • ふと、肩をみたらフケがびっしり落ちていた。

 

みなさんは、こんなお悩みをお持ちではないですか?

 

 

フケの改善はむずかしいように思う方もいるかもしれませんが、シャンプーや保湿をちょっと見直すだけで、カンタンにフケを改善することができるんですよ!

 

この記事では、フケの原因と改善方法について詳しく解説します。

 

 

フケの原因を理解しよう!

原因を知る前に、まずはフケとは何者なのかをざっくりと理解しておきましょう。

 

頭垢(フケ、雲脂)とは、頭の皮膚から発生する、うろこ状の白い老廃物。

 

頭皮に生じた垢。

 

新陳代謝によって頭皮に存在する角質細胞が剥がれることにより発生する。

 

フケは新陳代謝により発生するため、それ自体が病気というわけではない。

出典:Wikipedia

 

私たちが子どものころ、肩付近にフケが落ちている大人をみて不潔だと思っていませんでしたか?

 

わーあの先生、肩に白い粉が落ちてる、きたなーい。みたいな感じでw

 

でも実はそれ、不潔だから落ちているのではありません。清潔にしている人でもフケが落ちる人は落ちます。

 

むしろ、そういう清潔にしている人ほど、フケが出やすいんですね。

 

では、なぜ清潔な人ほどフケが出やすいのでしょうか?

 

その原因についてまずは見ていきましょう!

 

乾燥が原因のフケ

まず、フケの原因でもっとも多いものが、頭皮の乾燥です。

 

これは乾燥肌、きれい好きの方に多くみられます。

 

夏場は気にならないけど、冬の乾燥の季節になると、突然フケが発生してしまうって方は高確率で乾燥が原因のフケです。

 

頭皮が乾燥すると、かゆみが発生するので、頭をかくたびにフケがパラパラと落ちてきます。

 

黒い服を着ていたら、フケで肩周辺がものすごいことになっていた…なんてこともあります。

 

 

そうです、きれい好きな方はあまりにも神経質になりすぎて、乾燥を招いていたってことですね!

 

これもともと乾燥肌の方は仕方ないですが、きれい好きな方は洗いすぎに気をつけるだけで改善は可能です。

 

シャンプーが原因のフケ

このシャンプーが原因のフケは、

 

  • 過度なシャンプーによるもの
  • シャンプーの洗浄力によるもの

 

があります。

 

過度なシャンプーによるもの

フケが出る=汚れていると思い込んでる人に多くみられます。

 

フケが出るのは汚れているからだと勘違いして、朝晩にゴシゴシとシャンプーしてしまうと、頭皮が乾燥し余計にフケが発生してしまいます。

 

シャンプーの洗浄力によるもの

石油系界面活性剤など、洗浄力が強いシャンプーの使用が原因で、頭皮が乾燥してフケ発生の原因となります。

 

また、脱脂力が強いシャンプーで皮脂を落としすぎると、同時にかゆみも出てきます。

 

この2つはどちらも、皮脂の落としすぎによる頭皮の乾燥が原因ですね。

 

加齢が原因のフケ

年齢を重ねるごとに、肌の潤いは落ちていきます。

 

それは、角質層を埋めていた細胞間脂質、肌のハリを保つコラーゲンヒアルロン酸の量が減少していくから。

 

もちろん、体全体の皮膚で起こることなので、頭皮も同じように減少します。

 

これらが減少するにつれて、肌の潤いも減っていきフケが発生しやすくなります。

 

カラーやパーマのお薬が原因のフケ

施術中や施術後に、頭皮に痛みやかゆみを生じたことはありませんか?

 

実はカラーやパーマのお薬って毛髪だけではなく、頭皮にもダメージを与えているんです!

 

毛髪の色味を変えたり、毛髪にカールをかけるほどの強いお薬なんで、頭皮に付着するとかなりの刺激になり乾燥してしまいます。

 

ストレスが原因のフケ

ストレスは美肌の大敵と言われますが、まさに頭皮に対しても同じことが言えます。

 

ストレスフルな生活がつづいて血液やリンパの流れが悪くなると、栄養や酸素がすみずみまで行きわたらなくなり頭皮が荒れてしまいます。

 

また不規則な生活や睡眠不足もフケの悪化につながるのでご注意を。

 

 

フケの改善方法

やー、こうしてみるとフケの原因って意外と多いですね〜。

 

でもまずは、フケの原因をちゃんと理解しておくべきです。そうして効率よく改善を行っていきましょう!

 

フケの改善で重要なことは、洗いすぎないこととしっかりと保湿をすること。この2つです。

 

これは顔のスキンケアも同じですね。

 

それでは改善方法を見ていきましょう。

 

シャンプーを見直そう

まずフケ対策においては、保湿よりも洗いすぎないことが大切です。

 

注意していただく項目は4つあります。

 

  • シャンプーの回数
  • シャンプーの成分
  • 洗いかた
  • シャンプー後にすること

 

 

シャンプーの回数

1日1回。晩洗ったら、朝シャンは無し。

 

どうしても洗いたい場合は、洗浄力の弱いシャンプーを使うか湯シャンで済ませるようにしてください。

 

シャンプーの成分

石油系界面活性剤など洗浄力のつよいシャンプーを選ぶと、皮脂を過剰に落としてしまい、ますます乾燥が悪化してしまいます。

 

できるだけ肌にやさしいアミノ酸系のシャンプーで洗うようにしましょう!

 

上位の成分表示に、以下の成分が含まれていたら低刺激のシャンプーです。

 

  • ラウレス〜酢酸Na
  • ラウレス〜カルボン酸Na
  • ココイル〜
  • ラウロイル〜

 

市販でもお値段設定が高いシャンプーは、低刺激なものが多いので上位成分をチェックしてみてください。

 

対して、ラウリル〜硫酸Naやラウレス〜硫酸Na、石けん系などは刺激がつよい成分なので、避けた方が無難ですね!

 

ちなみに石けんが肌にやさしいは大間違いです。これかなり洗浄力つよいですからね…。

 

あやまって使うと、余計に肌のバリア機能が低下してフケを悪化させてしまうので、シャンプーや洗顔料に石けんの成分が含まれているものは絶対にNGです。

 

ただ石けんは、”石けん”と成分表示に表記されていないことも多いので、見極めるのが非常にむずかしいんですよね。

 

かずのすけ先生のブログで、石けんの成分表示のパターンについて詳しく解説されていたので、参考にしてみてください。

 

石けんの成分表示4パターン

出典:かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

 

洗いかた

洗いかたでも皮脂の落ち具合に差が出てきます。

 

まず、お湯の温度はぬるめ(38度前後)に設定しましょう!

 

正しい洗いかたとして、爪を立てずに指の腹でやさしく洗うこと。力を入れずに、揉むように洗ってください。

 

洗い終わったら、シャンプー剤の流し残しがないように、しっかりと念入りにすすいでください。

 

シャンプー剤が頭皮に残っていると、皮膚が荒れてフケの原因になります。

 

シャンプー後にすること

シャンプー後は、清潔なタオルで水を取り、ドライヤーで乾かします。

 

このときドライヤーの温風を直接、頭皮に当てないように気をつけてください。

 

また過度に乾燥させるとフケが発生してしまうので、8割ほど乾かしたらOKです。

 

 

お部屋の湿度を上げよう

ただでさえ冬場は乾燥しているのに、暖房をつけるとさらに湿度が低くなってしまいます。

 

空気が乾燥すると、どうしてもフケが出やすくなるんですよね〜。

 

ぼくなんか湿度が高い夏場は、特にフケが気になりません。そのくらい湿度とフケって密接に関わり合ってるんですね。

 

口周りの乾燥にお悩みの方必見!口周りの乾燥対策について解説。でもお伝えしましたが、美容や健康面においての適正湿度は60〜65%です。

 

加湿器やストーブの上にやかんをかけたりなど、お部屋全体の湿度を上げるようにしましょう!

 

湿度を上げると、フケの発生を軽減することができます。

 

ただし、湿度をあげすぎると呼吸器の負担になったり、カビが発生してアレルギーを起こすリスクもあるので注意してくださいね。

 

湿度計を設置してこまめにチェックするのがベターでしょう!

 

シャンプー前にオイルで保湿しよう

椿油、ホホバ油、あんず油などは、オレイン酸トリグリセリドという皮脂に含まれる成分と同じ成分を含んでいます。

 

同じ成分なので、毛穴に詰まった皮脂を浮かせて落とし、乾燥対策もおこなうことができます。

 

手順はいたって簡単なので、乾燥肌がひどくてフケの量がヤバイ!って方は試してみてはいかがでしょうか?

 

  1. シャンプー前、頭皮にマッサージするように塗布する。
  2. 3〜5分間放置する。
  3. いつも通りシャンプーする。

 

ドライヤーで乾かしたあとも、頭皮のしっとりした潤いを持続することができますよ。

 

コラーゲンを積極的にとろう

わざわざ高価なコラーゲンのサプリメントを買う必要はありません。

 

そもそもコラーゲンは、食物からも摂取できるんですね。

 

特にコラーゲンの材料(ヒドロキシプロリン)が豊富に含まれているものが鶏もも肉です。

 

ヒドロキシプロリンは、分解してできたアミノ酸とビタミンCが合成してつくられるので、鶏もも肉を食べた後にビタミンCを摂取するとより効果的ですよ!

 

ぼくは毎日、タンパク質が不足しないよう栄養バランスを考え、必ず食後にビタミンCを摂るようにしています。

 

ちなみにサプリメントよりも医薬品のほうが安全性が高く、効果や効能がはっきりと明記できるため信頼性も高くオススメですよ。

 

サプリメントは効果なし!?美肌を作るなら医薬品を選ぶべき理由

 

こちらもあわせてどうぞ。

 

フケの原因のほとんどが乾燥によるものですが、実はその真逆で脂性によるものもあるって知ってましたか?

 

脂性フケってなに?

これは乾性フケとは真逆のフケで、皮脂の分泌が多すぎるときに起こります。

 

つまり皮脂が少なすぎても、多すぎても出るってことです。ほんとフケって厄介者ですよね…。

 

では自分のフケは乾性のフケなのか、脂性のフケなのか、どうやって見極めればいいのか??

 

それは簡単で、自分の肌質が乾燥肌なら乾性のフケ、脂性肌なら脂性フケ。

 

単純にそれだけです。

 

脂性フケの方は、とにかく頭皮を清潔に保つことがポイントです。

 

毎日のシャンプーをきちんと行い、皮脂を適度に落としましょう。

 

ただし落としすぎは、皮脂の分泌が活発になり、余計にフケを悪化させてしまうので注意が必要です。

 

また、揚げ物などの脂っこい食事やアルコールの過剰摂取にも気をつけましょう!

 

食生活や睡眠など、生活習慣を見直すだけで肌ってものすごく変わりますから。

 

フケを改善するためです。慣れるまではきついかもしれませんが、やってやりましょう!

 

 

もうフケで悩まない。フケは意識ひとつで改善する。

飛び跳ねている女性2人

ざっくりまとめます。

 

  • まず第一に、乾性フケは皮脂を落としすぎない。
  • アミノ酸系の低刺激シャンプーを選ぶ。
  • そして、しっかりと保湿をする。
  • 部屋の湿度を60〜65%に維持する。
  • 食事は栄養バランスを考えて食べる。
  • コラーゲンを積極的にとる。

 

実はこれ、乾燥肌の対策とほぼ同じ内容なんですよね〜。

 

とにかく皮脂を落としすぎず、入念に保湿をする。

 

しつこく言います。皮脂を落としすぎず、入念に保湿をする。

 

これ美肌作りにとって、本当に大事なことなんですよ。

 

高い化粧品をつけるよりも、落としすぎないほうが何倍も美肌のためになるんです。

 

みなさんは皮脂を落としすぎていませんか?

 

これらの対策をしてもフケが改善しない方は、脂漏性皮膚炎など皮膚疾患の可能性があるので、すみやかに皮膚科で診察してもらってくださいね。

 

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フケ=不潔は大間違い!

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